失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
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【 目次 】
第1章 失敗のマネジメント
「ありえない」失敗が起きたとき、人はどう反応するか
「完璧な集中」こそが事故を招く
すべては「仮説」にすぎない
第2章 人はウソを隠すのではなく信じ込む
その「努力」が判断を鈍らせる
司法判断の冤罪
惑星クラリオンからの予言
科学者ファスティンガー
予言が外れたあとに信者がどんな反応をするか?
より一層熱心な信者になった
1985年フィリップ・テットロック
各界の専門家284名→未来の予測
大学生の予測と変わらなかった
有名な学者ほど予測を外した
過去は「事後的」に編集される
ソ連の科学者 ルイセンコ
メンデルの法則を否定
他の科学者を弾圧
科学技術の壊滅的な打撃
農作物の不作→飢饉
中国の毛沢東もルイセンコの農法を取り入れた
中中国史上最悪の飢饉に
2千万人から4千万人の死者
第3章「単純化の罠」から脱出せよ
考えるな、間違えろ
ユニリーバの高圧噴霧器のノズルの形状
数学理論→上手くいかず
進化論的方法でノズルを改良
46世代目で成功
クラウドストレージサービス(Dropbox?)
完璧なプログラムを作るべき(トップダウン型)
まずは、ローンチして、バグの発見や機能改善をやるべき(ボトムアップ型)
無数の改善で素早く
陶芸クラスでの実験
量か質か
量を出したグループの方が質が高かった
「物語」が人を欺く
刑務所を訪問させて、子供たちへの犯罪抑制をさせるプログラム
実際は、再犯率が上がった
第4章 難問はまず切り刻め
「一発逆転」より「百発逆転」
大きな物事を小さく分割し、それぞれで改善を試みる
イギリスの自転車競技
ツールドフランスでの優勝
第5章「犯人探し」バイアス
脳に組み込まれた「非難」のプログラム
「真親の無知とは、知識の欠如ではない。学習の拒絶である」
「魔女狩り」症候群 そして、誰もいなくなった
第6章 究極の成果をもたらす マインドセット
誰でも、いつからでも能力は伸ばすことができる
「私は9,000本以上シュート外し、ほぼ300試合で負けた。ウィニングショットを任されて外した事は26回ある」
終章 失敗と人類の進化
失敗は「厄災」ではない
人類史上起こった123の紛争や戦争が、宗教的、思想的、教義的な意見の相違に起因している。